雑感

「受注側の論理」

正しい。 確かにそう思うのである。 なんの話かっつうと、an_sap_parasiteさんの、この記事である。 えすえいぷ〜 ぱらさいと (終) 超乱暴に要約してしまうと、 結論:「受注側の論理」をアピールする必要はない 理由は以下2点 ・受注者側の論理がわからん…

つっかさあ・・・

なんつーか、一週間ぶりの更新が、結局愚痴なんてのは、 なんというか、悲しい限りである。 まあ、実際、 「現場がやる気になってないから、やる気になるような資料を作れ!!」 というお話は、むちゃくちゃなようで、結構ある話。 しかし、これをやると、現…

契約 なんというか・・・

うーん、正直仕事のグチを豪快に書きたい感じではある。 まあ、今の仕事のボケボケぶりは、なんどかネタにさせてもらったが、 契約をやった実担当の営業さんと飲む機会があり、いろいろ聞いてみた。 要するに、大規模システム開発の契約をはじめてしたし、 …

怨霊信仰

どうも自分でも腑に落ちないことがあった。 靖国神社の話である。 正直、中国だの韓国だのに、参拝するしないであーだこーだ言われたくない。 ただ、彼らの論拠は実はロジカルだ。 靖国神社は、戦没者に感謝をささげるためのものである。 ↓ そこには、戦争犯…

終戦記念日にあたって

ふいー、びっくりした。 なんのことかって地震である。 東京でごっつうゆれたと思ったら、某地方都市でも結構ゆれた。 今日は午前中移動にしておいて大正解だったわけだ。 ということで、午前中の移動中、ちょっとこんな本を読んでみた。 日本はなぜ敗れるの…

ちょっと遅れて郵政ネタ

前の日記で、郵政民営化がなんで悪いのかわからない、 ということを書いた。 正直、「郵便」に関して、郵便局が津々浦々まで必要である理由はよくわからない。 ユニバーサルサービスとしては、NTTが電話のユニバーサルサービスを きちんと提供してくれている…

映画5年ぶり

今週はプロジェクトスタートの週ということもあって、 今日は早めの帰宅である。 つっても、某地方都市からの帰宅L/Tはかなりあるので、 いつもよりちょっと早い時間に都内に着なのであった。 で、ほんとーに久しぶりに映画を見に行った。 「亡国のイージス…

地方な夜

ふう・・・なんとか一息ついた。 昨日は荷物の搬入やら初日の挨拶やらで、かなりバタバタしてしまい、 今晩になって、やっと、このマンスリーアパートで一息つくことができた次第である。 まずは、PHSがつながってよかった感じである。 まーしかし、話には聞…

アスベストに思うリスク管理

ということで、今回のお題はアスベストである。 時事ネタな感じなのだが、まあ、ふつーに、 政府は何にもせずに、けしからん!!という結論を出しては、 駄文とは言え、書き連ねる意味っつうのがないわけで、 ちょっと「検証」という作業をしてみようと思う…

ABAPは生き残るのか?

昨日、NetWeaverのトレーニング体系の説明会、 というのがSAP社であり、先日まで御世話になっていた プライムベンダーの課長さんが、それに出席してきた。 聞くと、かなりの盛況だったようで、 100人程度の申し込みがあって、 無料セミナー7割の法則*1どおり…

なめてはいかん、マスタ整備

とりあえず、公開されているSAPPHIRE資料は、一通り見終わった。 なんというか、後半は、見るのに疲れたこともあってか、 どうも、「これは」という資料は見出せなかった。 ただ、ちょっと面白い・・・と言っては、失礼にあたるかもしれないが、 典型的な苦…

スーツを買いにいきましょう

うーん、結局8月からは、思わず罵倒してしまった地方のお仕事を することになりそうである。 月〜金まではお泊りで、土曜日曜だけ家に帰るという生活になりそうだ。 問題は、お泊り先の近くに遊べるところがあるかどうか、 なのであるが、大抵の地方のお仕事…

コンサルとキャバ嬢 その共通点

コンサルタントとキャバ嬢には、非常に多くの共通点がある。 このことを教えてくれたのは、私の二つ目の会社の上司だった。 まあ、 「あんまりキャバクラって行ったことないですねえ」 という、純真な私の発言を聞きつけ、 自分が行きたいための口実に使った…

勝手格付け SAPPHIRE資料

SAPPHIREが終わって一週間。 当然今年も行っていない。 いや、実際のところ、皆さん何しにいくんだ? 結局ユーザさんの参加って、あんまりなく、 同業他社のみなさんがうろうろしているだけだし。 そりゃ、大前研一の講演がタダで聴ける、とか、 そういうメ…

実録:Javaのことを調べてみた その4

MVCというのは、Model View Controllerの略なんだそうで、 MVCモデルっていう言い方は、表現としてかぶっているらしい。 まあ、要するに、見せるところと実際に動く部分、 そしてそれをつなげて制御する部分を、別々に作りましょう、 ということらしい。 考…

実録:Javaのことを調べてみた その3

なるほど、これはホスト系のプログラマーが、 Javaの世界に入っていくのは大変だ。 JSP+サーブレットの入門書を買って、読んでみた感想である。 開発環境のセットアップは、拍子抜けするくらい簡単だった。 インストーラーでインストールするだけ。 ややこ…

実録:Javaのことを調べてみた その2

「よくある勘違いなんですよね」 T君は、あからさまな苦笑を浮かべながら続けた。 「Javaっていうのは、そもそもプログラム言語の名前で、 実行される場所によって、クライアントサイド、 サーバーサイドに分かれるわけです。 このパソコンは、Webサーバが入…

実録:Javaのことを調べてみた その1

結論!Javaは難しい!! この2週間ほど、VB(VBマクロ)とABAPしか知らない私が、 Javaのことを調べてみた結果がこれである。 いや〜奥が深いと言えば聞こえはいいが、 うーん、ABAPのほうがいいかなあ、と思う2週間であった。 あらかじめ断っておくと、この…

失敗へのプロローグ

あんまり書くと、秘密の漏洩になるので、 詳しくは書けないのだけれども、 今度お話をもらったプロジェクト、 このままいけば、確実にアウトである。 某プライムベンダーから、プロジェクトが立ち上がるから、 人を出してくれないか、という打診があった。 …

「SAP]夏の悪夢

プレス発表もされていることだし、首相官邸のHPから、 郵政民営化のHPに飛べば、そのシステム部会の議事録も見えるので、 特に秘密ではないと思うが、 今、郵政公社の会計システムをSAPで構築しよう、 というプロジェクトが走っている。 で、業界の方はご存…

住民説明会での雑感

なんの説明会かというと、駅前再開発事業説明会なのである。 私の住んでいるところは、確かに駅前は雑然としていて、 バスが止まれるようなロータリーもなく、 車道と歩道の区別も少なく、かなり危ないところなのである。 ただ、道が狭い=入ってくる車も少…

なぜか響く言葉

別に感動屋ではないと思うのだが、 なんだか突き刺されたように感じる言葉が、 世の中には時々ある。 最初に明確にその類の言葉に出会ったのは、 映画「ニューシネマパラダイス」の中にあった 「トト、お前はここに居てはいけない」 だった。 当時大学生だっ…

若貴という親近感

時事ネタかつ本当にどうでもいい話をネタにしてしまうのである。 しかし、他のワイドショーネタに比べれば、この話は 普通の有名人ゴシップとはちょっと違う、 変な親近感を、私は感じてしまうのだ。 実は非常にえらそうなことを今まで書いておきながら、 私…

ちょっと大きく「日本の未来」

非常に当たり前のことに気がつくのに時間がかかった。 「レガシーシステム」の定義である。 NewWeaver関連の資料を見ると、 「既存投資を有効活用できます」 「レガシーシステムとシームレスにつなぐことができます」 というような文言が踊っている。 う〜ん…

目的と手段 取り違えをおこさないために

目的と手段を取り違えてはいけない。 よく言われることである。 しかし、目的と手段を取り違えていることに気づくのは難しい。 以前、出来上がったあるシステムを他の拠点に展開するプロジェクトを スタートさせるにあたって、エンドユーザへの一回目の説明…

提案活動にて

うーむ、提案活動一回目は、見事失注なのである。 なんともかんとも、むなしい感じである。 提案期間が短くて、結局信用してもらえなかった、というのが 営業さんがユーザから聞いてきた失注理由である。 まあ、提案期間は実質1週間。 アウトだったベンダー…

とほほな人々

ふうむ、提案活動も一息入れて、と、いったところである。 はっきりいって、どーでもいいことを書きたくなるような、 けだるい雰囲気なのである。 ということで、今日は趣向をかえて、私の出会ったとほほな人々について、 つらつら書いていこうと思う。 ご当…

肩書きの効果 その逆説

ちょうど二日に一回の更新ペースになってしまっている。 まあ、最近二日に一回は飲んだくれているので、妥当と言えば妥当なのだが。 ということで、今日はもう一度「肩書き」について考察してみようと思う。 なんで、そんな気になったかというと、実は今、違…

スループット管理会計

驚いた。 私は無知であった。 こんな前に、答えがでていたなんて。 常々、私はTOC理論やトヨタ生産方式と一般的な製造原価策定方式とのギャップは 埋められないものだから、それは別々に捕らえるべきである、と、考えていた。 以前の日記「原価オタクにささ…

ひとくぎり

今日で一旦、いままでお世話になっていたユーザ企業から、抜けることになった。 ここ数日は、いろいろな人が送別会をしてくれて、毎晩飲み会だったが、 それも今日でひとくぎりとなりそうである。 私がいなくなって、しめたものだ、と思う人々も相当数いるだ…