実録:Javaのことを調べてみた その1

結論!Javaは難しい!!
この2週間ほど、VBVBマクロ)とABAPしか知らない私が、
Javaのことを調べてみた結果がこれである。
いや〜奥が深いと言えば聞こえはいいが、
うーん、ABAPのほうがいいかなあ、と思う2週間であった。


あらかじめ断っておくと、このシリーズは、
知ってる人は当然知っていることのオンパレードである。
しかし、フレームワークってなあに?とか、
J2EEってなあに?なんていう、根本的なお話をいまさら聞けないなあ、
と、感じておられる方は相当数いるのではないか。
かく言う私もその一人であり、そのようなかた向けのお話なのである。


まあ、とっかかりはSOAってやつの話である。
カタログベースの話は、ちょいちょいこの日記でも
話をしてきたわけではあるが、
実際のところどうなのか、というのを調べてみようかな、
というのが動機である。
そもそも、ABAPのできるコンサルタントというのが、
私のウリの一つなわけで、Javaだと開発わかりません、
というのは、競争優位を一つなくすことになるのである。
したがって、Javaのプログラムができるようになろう、
が、当面の目標であった。


さて、ではとりあえずJavaのことに詳しい、
プライムベンダーT君のところで聞いてみた。
Javaのことを勉強したいんだけど」
「え?今からやるんですか?がんばりますねえ」
口外に、「おやじ、やめとけよ」という態度がにじみでて、
一瞬殺意を覚えたが、ここはぐっと我慢である。


彼によると、JDKというやつをダウンロードしてくれば、
開発はできるとのことである。
ふーん、ただでくれるのかあ。結構太っ腹だなあ。
「じゃあ、ちょっとプログラム作ってみてよ」
「いいですよ」
そして、彼は、やおらメモ帳を起動した。
「う〜ん?プログラム作るんじゃないの?」
「そうですよ。メモ帳で作って、それをコンパイルするんです」
なんですと???


じゃあ、デバックとかはどうやってやるのか、と聞いてみると、
それはコンパイルエラーをつぶしていくことで
やっていくのだそうである。
え〜?じゃあ、ブレイクポイントを設定したり、
変数の中身を見てデバックするのはできないの?
「ツールを使えばできますよ」
ほうほう。ツールがあるのかい。じゃあ、それを使えばいいんだな。
そいつはタダ?
Eclipseというフリーの開発環境がありますよ」
ナイス。ではそれをダウンロードしてこようか。
「CD一枚分くらいファイルサイズがありますよ」
・・・うーむ、ちょっと貧弱なネットワーク環境しかもたない私には、
かなりつらいお話である


まあ、一旦あきらめて。
「じゃあ、メモ帳でいいから、Webの画面で値を2つ入力して、
その値を足したものを出力するプログラムを作ってみてよ」
「なに言ってるんですか。そんなのできませんよ」
はいはいはい?JavaといえばWebなんじゃないの??
なんでできないの???


次回に続くのである。