2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

唐突にALVテンプレート

ABAPをやっていて、ALVってどう作るんだろう、 という人にしか、役に立たないものだが、 ALV一覧を作るときのテンプレートである。 選択項目、テーブル抽出、出力定義を書けば、 一応ALVの一覧ができあがる、というもので、 私は結構使っているモノである。 …

SOAが描く近未来 エンドユーザからみたメリットはあるのか

SOA

エンドユーザ側に、SOAのメリットは出るのだろうか? システム構築の手法云々を離れたところで、である。 ちょっと考えてみたが、例えば、マスタ整備の観点では、 かなり楽になるのではないか、と、思う。、 特に、「購買単価マスタ」の更新は、現在よりかな…

SOAが描く近未来 その5 自分の生きる道は?(2)

SOA

前回は、システム構築のステップを 企業戦略の立案 戦術計画の立案 戦術計画に基づく業務プロセスのモデリング モデリングに応じた、基本サービスの選択 モデリングに応じた、オプションサービスの選択(必要に応じて製作) モデリングに応じた、プロセス制…

SOAが描く近未来 その5 自分の生きる道は?(1)

SOA

ふうむ・・・ この回は取り留めのない話になりそうな予感がビンビンである。 だってさあ、そんなのわかってたら苦労しないよお、という話である。 しかしまあ、一般サラリーマンと違い、会社が「次これやってね」と 言ってくれるわけではないので*1 考えない…

SOAが描く近未来 その4 テンプレートの位置付け

SOA

SOAシリーズは、まだ続いてしまうのである。 今回は、現在ある「テンプレートビジネス」ってやつについて、 少し考察してみたいと思うのである。 テンプレートというのは何か、というと、ERPパッケージが 肥大化してしまったので、業種にあわせてあらかじめ…

SOAが描く近未来 その3 いつその世界がくるのか

SOA

前回は、自分の悲惨な未来について、思いをはせてみたのであるが、 じゃあ、それがすぐ先のことなのか、もうちょっと猶予のある話なのか、 ということについて考えてみようかな、と思う。 ポイントとするのは、前回「前提」においた部分が、 前提として現在…

SOAが描く近未来 その2 システム構築

SOA

さて、今回はSOA時代のシステム構築である。 これを考えるにあたって、先に定義した 「基本サービス」と「オプションサービス」は、 社外のWebサービスとしてすでに存在し、 「基本サービス」と「オプションサービス」は、 インターフェイス項目としても足並…

SOAが描く近未来 その1 サービスの定義

SOA

聞くところによると、SAPの資格は2002年度以降のものしか現在は有効ではないらしい。*1 ということで、大昔に資格をとった私は、実は「SAP認定」ではすでになかったらしい。 虚偽記載ってやつになるのは悲しいので、「SAP認定」は、題字からはずして、 会社…

たこふじ第二章 本部システム・直営店の扱い

さて、前回までで工場システムは大体こんな感じ、 というグランドデザインができたわけであるが、 一つ困ったことがある、と書いた。 その困ったこととは、直営店、つまり、今ある店舗の扱いである。 その他のFC店舗と同じ評価で図るなら、他の店舗と同様に…

若貴という親近感

時事ネタかつ本当にどうでもいい話をネタにしてしまうのである。 しかし、他のワイドショーネタに比べれば、この話は 普通の有名人ゴシップとはちょっと違う、 変な親近感を、私は感じてしまうのだ。 実は非常にえらそうなことを今まで書いておきながら、 私…

ちょっと大きく「日本の未来」

非常に当たり前のことに気がつくのに時間がかかった。 「レガシーシステム」の定義である。 NewWeaver関連の資料を見ると、 「既存投資を有効活用できます」 「レガシーシステムとシームレスにつなぐことができます」 というような文言が踊っている。 う〜ん…

たこふじ第二章 本部システム・工場編

今回は、集中的にたこ焼きのもとを作るために立ち上げた 工場に対するシステムのグランドデザインである。 本部のバリューチェーンはどうなるか、というと、 開発→設計→調達→受注→生産→出荷 というチェーンである。 ただしこのチェーン、時間軸が違う。 開発…

たこふじ第二章 店舗システムの考察

今回からは、フランチャイズ化したたこふじをサポートするシステム、 という観点で書き進めていこうと思う。 当たり前のことではあるが、フランチャイズの各店舗は、 独立した法人(もしくは個人事業主)である。 ここに統一したシステムを展開することのメ…

たこふじ第二章 本部の役割

前回までで業務としての棚卸は一通り終わったので、 では、本部として何をするのか・・・ つまり、FCの各店舗に対して、どのようなサービスを提供するのか、 ということを定義していこうと思う。 まずはバリューチェーンの部分である。 開発→設計→調達→生産→…

会議の生産性

唐突にプロジェクトマネジメントの話をするのである。 もちろん動機は、とんでもなく非効率な会議に付き合わされた腹いせなのである。 プロジェクトを遅延なく終了させるためには、生産性の向上は必須の命題である。 マネジメント手法というヤツは、期日、予…

たこふじ第二章 企業活動の棚卸:補助部門

気が付いてみれば、カウンターが5000を超えていた。 こんな字ばっかのブログを読む人が、こんなにいるとは驚きである。 まあ、ページを移動するだけでカウントされるので、 一回読んで、戻るボタンをおしても1カウントされるのだから、 実数としては、そんな…

たこふじ 第二章 フランチャイズへの道

ということで、たこふじシリーズを再開してしまうのである。 設定としては、好調に業績を伸ばしていったたこふじは、 フランチャイズ化をして、さらなる業績の拡張を狙うのである。 さて、フランチャイズ化するにあたって、考えなければならないことがある。…

目的と手段 取り違えをおこさないために

目的と手段を取り違えてはいけない。 よく言われることである。 しかし、目的と手段を取り違えていることに気づくのは難しい。 以前、出来上がったあるシステムを他の拠点に展開するプロジェクトを スタートさせるにあたって、エンドユーザへの一回目の説明…

提案活動にて

うーむ、提案活動一回目は、見事失注なのである。 なんともかんとも、むなしい感じである。 提案期間が短くて、結局信用してもらえなかった、というのが 営業さんがユーザから聞いてきた失注理由である。 まあ、提案期間は実質1週間。 アウトだったベンダー…

とほほな人々

ふうむ、提案活動も一息入れて、と、いったところである。 はっきりいって、どーでもいいことを書きたくなるような、 けだるい雰囲気なのである。 ということで、今日は趣向をかえて、私の出会ったとほほな人々について、 つらつら書いていこうと思う。 ご当…

ABAPの基礎知識 出力系その2

出力系その2は、管理帳票についてなのである。 しかし、またしてもABAPの基礎知識というよりも、 プロジェクトの進め方みたいな話になっていくのである。 まず、この事実を確認することからはじめよう。 「R/3を導入するした際、既存の管理帳票は、ほとんど…

ABAPの基礎知識 出力系その1

なんだか乱暴に書き連ねているABAPの基礎知識シリーズであるが、 とりあえず、前回のI/Fの泥沼に関しての記述で、更新系は終わりにして、 今回からは出力系のお話をしたいと思う。 で、まずは、業務帳票のセクションから話をしたいと思う。 うーん、本当にこ…

肩書きの効果 その逆説

ちょうど二日に一回の更新ペースになってしまっている。 まあ、最近二日に一回は飲んだくれているので、妥当と言えば妥当なのだが。 ということで、今日はもう一度「肩書き」について考察してみようと思う。 なんで、そんな気になったかというと、実は今、違…

スループット管理会計

驚いた。 私は無知であった。 こんな前に、答えがでていたなんて。 常々、私はTOC理論やトヨタ生産方式と一般的な製造原価策定方式とのギャップは 埋められないものだから、それは別々に捕らえるべきである、と、考えていた。 以前の日記「原価オタクにささ…