プロジェクトマネジメント

「コミュニケーションミス」のお話 伝達率とシンクロ率

ちょっと大上段に構えてみましたが・・・まあ、要するにまたしてもグチなわけですな。 「コミュニケーションミス」をなくせって言っただろ!みたいな叱責を受けたことに対する、ちょっとした考察?自己弁護?そんな感じですよ、ええ。 二つの指標を導入です…

会議の生産性

唐突にプロジェクトマネジメントの話をするのである。 もちろん動機は、とんでもなく非効率な会議に付き合わされた腹いせなのである。 プロジェクトを遅延なく終了させるためには、生産性の向上は必須の命題である。 マネジメント手法というヤツは、期日、予…

「開発工数の削減」

さて、すこしづつ開発工数を削減するための知識、という観点でのABAP基礎知識を書いているのだが、 実は技術論云々の前に、全然違う観点から実現が難しい場合がある。 「SE・コンサルは金の話をしてはならない」なぜなら「責任が取れないから」という話が プ…

専門家から多能工へ

さて、最後となった問題が、 3.専門スキルが違う人が集まっているという現実を無視している という問題に関してである。 確かに、今まで私が話しをしてきたプロジェクトマネジメント手法は、そもそもメンバーが多能工であり、 ある程度代替が利く、という…

ゲームをはじめよう

さて、プロジェクトマネジメントの話に戻ろう。 先日までの話の要点は以下である。 1.普通のやり方ではプロジェクトは必ず遅れる →予想に対する早期完了の見込み違いは「よりよい仕事」のためになくなり、 予想に対する遅延の見込み違いのみが顕在化する …

シンプルな解法

結局のところ、プロジェクトを遅れないようにするためには、 役割分担をせず、タスクの分担をする、ということに尽きる。 もう少し具体的に言うと、「役割分担」という名のもと、あらかじめ タスクを全部分担してしまうから、「自分の分だけやればいい」とい…

プロジェクト・・・遅延という必然

そもそも普通のやり方をしたら、プロジェクトは必ず遅れる。 普通のやり方というのは、 1.大日程計画を作る 2.仕事をWBS(Work Breakdown Structure:要するに細かなタスク)に分割する 3.納期を設定し、担当を設定する 4.週次(くらいが一般的)で進…