とほほな人々

ふうむ、提案活動も一息入れて、と、いったところである。
はっきりいって、どーでもいいことを書きたくなるような、
けだるい雰囲気なのである。
ということで、今日は趣向をかえて、私の出会ったとほほな人々について、
つらつら書いていこうと思う。
ご当人が読んだら、怒るかな〜
けど、自分のことだと思わないかな〜
ま、いっか。


今を去ることン年前のことである。
アドオンで請求書を作った。
ただ、その請求書は、逆伝票を切ったときには、そもそもなかったことにする、
だとか、遡及計算したときの表示方法はこうだ、だとか、
売上のタイミングが複数でも、受注が一つなら、受注番号ごとにまとめる、
だとかといった仕様が入っていた。
つまり、R/3の上にある請求データとは必ずしも1対1にならない仕様に
なっていたわけである。


そこで、本番一発目の稼動にあたり、当時の新人の人だったか2年目の人だったか、
そのくらいの若い人2人に、
「R/3の請求データと請求書の内容との確認ができるように、
手法を考えて、ちゃんと確認できるか、リハーサルもやっといてね」
と、頼んでおいた。
はい、という、さわやかな返事と共に、その2人はやり方を考え
(というか、考えられなかったらしく、ベテランの人に考えてもらい、
それを教えてもらったらしいが)リハーサルも行って当日を迎えた。


さて当日。
まあ、一発で合うとは思っていなかったが、案の定、合わなかった。
よしよし、じゃあ用意してもらったことを披露してもらおう。
「じゃ、どこが違っているのか特定して」
「えっと・・・できません」
「はい?」
凍りつく空気。泳ぐ視線。
「えっ、確認手法を考えて、リハーサルしてって言ってたじゃないか」
「やりました。リハーサルのときには合ったんです
「はい?じゃあ、
合わせるやり方だけやって、合わないときにどうするか考えてなかったってこと?
指示されていなかったので
「・・・」


ということで、頭にくるやら情けないやらという気落ちを押し殺して、
残っていたベテランのみなさんと、問題データの特定にかかった。
時間はそろそろ深夜12時。
そして、くだんの若人たち。
あの〜、そろそろ終電なので、帰っていいですか?
反射的にぶん殴りそうになった私は、複数人にタバコルームに拉致された。
その間に、私の激怒も知らず、その2人は帰っていったのであった。


あの人達、今どうしてるのかなあ・・・追憶の日々である。