年初のごあいさつ

あけましておめでとうございます

新年が始まりました。

な〜んと夏にグチっぽい更新をしてから、まったく更新しない、という、凄まじいやる気のなさを見せてしまったわけである。いやー、とんでもね〜男である。ほんと。
原因はなにか、というと、まあ、一言でまとめてしまえば、忙しかったねえ、なのである。正直30超えて、この体力がまだ自分にあったのか、というペース、通勤往復一日4時間+3ヶ月連続作業時間300時間越えのペースで、秋口から今月まで走り抜けた。このペース、普通はカットオーバー前にやるようなペースなのだが、今回は分析・要件定義でこの状態。かなり狂ってる&これから先が思いやられるのである。

近況詳細

今回は、ここ数年とは様相の違うプロジェクトになっている。ここ数年は、規模としては、トータル予算が5億以下の仕事が中心。勢い、自分でなんでもやりましょう、という前提で始めて、手が足りないなあ、と、思えば、人を連れてきてやってもらう、というような仕事の進め方が中心だった。しかし、今回は、いきない100人規模のプロジェクト。いや〜、久しぶりに大規模プロジェクトの空気を吸って、昔のノリを思い出している今日この頃なのである。

ただ、長時間労働の理由もそこにあって、自分でなんでも、というモードが、基本的に抜けていないのに、大規模プロジェクトに入ってしまったので、仕事の内容にセーブが利かないわけである。やっぱり、何でも自分で把握しておかないと気がすまない気性はそのまま。んで、それを見抜いているのか、今のプライムベンダーさんは、私を「インテグレーションチーム」なる、要するに何でも屋に任命するは、お客さんのほうも、「やっぱり誰かは全部知っておかないとね〜」などと言い出した結果、全部の打ち合わせに出るハメになっているわけである。さらに、その打ち合わせの後に、資料のレビューなんてのをやっているわけであるから、そりゃ、月に徹夜を平均5回、なんてペースになるわねえ、とう毎日なのであった。

しっかも、調子にのって、中小企業診断士の試験なんてのを受けてしまい、1次はなんとかクリアしたものの、2次で玉砕。う〜ん?そうすっと、来年もやらねばならんのか?というグズグズぶり。救いはあるのか?この俺は。

倒錯した幸せ

とはいえ、である。
久しぶりに仕事に没頭できて、実はちょっと幸せな気分を感じていたりするわけだ、実は。まったくもって、清く正しいワーカーホリックである。残業代も出ないのに、よくやってるなあ、って感じである。ただ、春先に感じていた、仕事がつまんない、という気分は、今はない。どっちかって言うと、かなり楽しんでいる。

今回、久しぶりに今の会社からは、一人で入っているプロジェクトである。まあ、社長からも、心細いだろうから、誰か入れないとね、と、言われているのだが、昨今の人不足、誰もいないので、一人が続いている。ところが、結果的に、こいつがまったくもって、快適なのだ。今まで「会社」としてのパフォーマンスを出すために、結果として、スキルがマッチしていないメンバーのフォローに忙殺されていた感が否めない。というか、その行為自体より、それをやらなければならない、というプレッシャーの方が強く、仕事がとんでもなく面白くなくなっていたわけだ。そのプレッシャーが久しぶりになく、す〜ごくのびのびした仕事になってしまったのであった。

ほんとはダメなんだけどね

この状態、会社的には実際おいしくないのは間違いないのである。自分でもそう思うし、ちょっと責任ってやつは果たすべきなのかな、ともちょっと思う。けどまあ、人間は低きに流れるものなのであって、もうちょっとこのままにしようかな、なんて思ってしまうのである。
まあ、今現在はのびのびしているのだが、これからプレッシャーと無縁になるわけではないわけで、カットオーバーまでは、また胃の痛い季節をいくつか越えなければならんわけなのだが、まあ、今年は仕事に集中できそうかな、そんな年初のエントリなのであった。