選挙のあとに

今回は、R/3もシステム構築も関係なしの話である。


選挙のあと、世代別の投票動向の分析がでないかなあ、
と思って、ネットを徘徊してみたが、これといったものはないようだ。
秋葉原に行ってインタビュー、みたいな、
ほんと、どうでもいい話はあったが。


で、ネットを徘徊してみて思ったのだが、
いわゆる右よりのブログはかなりの数があるのに、
どうも左よりの人々のブログなり意見発信は
だいぶ少ないように思われる。
まあ、ちょっと書いたら、あっという間に祭りになってしまう、
という事象も多いので、書きたくてもかけない、
という事情もあるのだろうが。


しかし、それにしても、ちょっと前には考えられないような、
右よりの情報発信力である。
自分では極右国粋主義者だと思っていたが、とんでもない。
私よりよほど筋の通った主張をする論客が、
ネットの上にはガンガンいて、しかも匿名で活動しているわけである。


徘徊してみて思ったのだが、ネット上には
そもそも右よりの住人が多いようである。
どうしてか、という問いを設定してみると、
情報量の差、ということか。
選挙特番でのTBSのテロップは、正直開いた口がふさがらなかったが、*1
基本的にテレビでは右な主張は流されることはない。
テレビタックルなんかは、例外中の例外だろうと思う。
しかし、ネットを徘徊してみると、筋の通った話、というのは、
世間では右と分類される主張に多いように思う。


そもそも、今まで右とされていたもの自体が、
普通なのではないか、とすら思い始めている。
そうなると、自分の子供の教育ってやつを真剣に考えてしまう。
自分が中学高校のときには、無条件に自衛隊って悪い、と、思い込んでいた。
自衛隊が必要だ、と、積極的に認め始めたのは、20台に入ってから。
うーん、洗脳、洗脳である。
自分の子供も、そんな洗脳をされてしまうのか???
かなり不安である。


ただ、昔と違うのは、ウチにもネットがあり、ぐーぐる君がいることである。
子供には、早いとこ、ネットでの情報収集の仕方を教えておこう、そう思う。
「知る」コストは、以前に比べれば数段低くなっているのだから。

*1:なんか、日本を見捨てますだの、自民党に投票したやつが増税分を払え、だの、かなり豪快で、久米さん筑紫さんほったらかしで見入ってしまった。TBSの視聴率がよかったのは、久米さんじゃなくて、このアジなテロップのおかげだったのは間違いない